2010年7月26日月曜日

「ごびらっふの独白」

「幸福っていうものはたわいなくっていいものだ。俺は今、土の中の靄のような幸福に包まれている。」
蛙の詩人として有名な草野心平の詩に「ごびらっふの独白」という詩があります。
「みんな孤独で、みんなの孤独が通じ合う確かな存在をほのぼのと意識し、うつらうつらの日々を過ごすことは幸福である。」
「考えることをしないこと。夢を見ること。」
「俺の単簡な脳の組織は、いわばすなわち天である。美しい虹だ、ばらあらばらあ。」
ごびらっふというこの蛙のように、考えることをしないことは不可能ですが、夢はあきらめずにいつまでも持っていたいです。(金)

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