今回ホームページをリニューアルするに伴い、みんなのビジネスオンラインというサービスを使いました。このサービスを使用することで簡単にホームページの作成と更新が出来ることになったわけですが、すでに取得済みのドメインでみんなのビジネスオンラインで作成したホームページを表示させるのに少し苦労しましたので、メモ代わりに書き残しておきます。
当社のweb環境はお名前.comで取得したドメイン(taianichiba.com)を、同じお名前.comの共用SDサーバーで動かしています。
みんなのビジネスオンラインはjimdoというweb作成サービスを使用しているので、作成したホームページのアドレスはtaianichiba.jimdo.comのような形になってしまいます。これを今まで使っていたアドレスwww.taianichiba.comで表示させたいというのが今回の目的です。
みんなのビジネスオンラインで作成したホームページを他社で取得した独自ドメインで動かす方法にはjimdoからのアナウンスの通り、①ネームサーバーを変更する方法と②ネームサーバーにCNAMEを設定する方法の2つがあります。
ここで①のネームサーバーの変更を行ってしまうと、お名前.comの共用SDサーバーで利用しているメールなどのサービスが使用できなくなってしまいます。今回もお名前.comのドメインNaviでネームサーバーの変更を行った途端に今まで使用していた~@taianichiba.comというメールアドレスが使用できなくなりました。
そこで、②のネームサーバーにCNAME設定を行う方法を選びます。この方法ですと今まで使っていたお名前.comの共用サーバーのメール等サービスはそのまま使ったままで、ホームページの表示アドレスだけを変更することが出来ます。設定の手順は以下の通りです。
お名前.comのサーバーNaviにログインし、コントロールパネルを開く。
コントロールパネルの独自ドメイン設定を開く
メインのドメイン名のDNS設定を開く
ホスト名wwwの変更を開く
レコードタイプでCNAMEを選択して、ユーザー名.jimdo.comを設定する。
次にみんなのビジネスオンラインで作成しているホームページにログインし、設定メニューよりドメインの項目で独自ドメインを有効にするをクリックします。
以上で設定は完了です。CNAMEの設定が反映されるのに今回は瞬時に反映されました。
お名前.comの場合、ホストなしのtaianchiba.comへのアクセスがあると、自動的にwww.taianichiba.com へリダイレクトされるようなのですが、もしホストなしのアドレスからwwwへリダイレクトされない場合は、.htaccessファイルを作成し、ホストなしルートへアップロードすれば良いようです。
.htaccessファイルの記述については、「.htaccess リダイレクト」等で検索してみてください。